2012年4月1日日曜日

シャウチャ(清浄)に思うこと。

べンガルール(これが本当の名前)空港です。

ついにあいつも帰ってくるか…と思わせておいて、エイプリルフールだから!タイに打ち合わせに行ってから帰ります。

 それにしても空港にきて久しぶりにインターネットコネクションを得た時の嬉しさ。自分は東京から来たんだなぁと、つくづく思いました。

前回、ムンバイ空港で一気にメールをダウンロードして、ゴパール家に行った訳ですが、読めても返事が出来ない。接続ないですからね。夜、一人になってから、大事なものみたいに何度も読み返すメッセージたち。あの狂おしいような切なさは、なかなか乙なものでした。そういえば昔は、手紙ってこんなだったな…と。

今回、旅の終わりに心に残ってる事は、アーユルヴェーダのドクターが授業の中で言ってた何気ない一言。体は何もしなくてもそれ自体で汚れて行くものです。だから施術の前&日々のクレンジングが必要って話なんだけど、はっとしました。

これは肉体に限った話じゃないな、と思ったの。私の心身は人並みにキレイ、キレイなんて油断してたら私なんてどんどん汚れていくんだなぁって。小ずるいことしてみたり、嘘をついたり、そんなふうに簡単になれてしまう。自律というのは本当に必要なものなんだと、その意味を今更ながら深く心に刻み込みました。結局は自分との戦いだし、例え誰かに誘われたとしても、それを言い訳にしない、No!と言える強さが欲しい。

ちなみに昨年は、Oshoの本より「殆どの恋愛は2人の乞食がbegging each other」という言い得て妙な一言で締めくくられました。ズバーッ、バサーッ!座布団10枚!って思ったよ。半年色々学ばせて貰って最後の最後にこうきたかぁ…お見事!…という…。でも10枚だからね、ありでしょう。



北インドでは半年に一度、ナヴァラトリという9日間のDurgaのお祭りがあり、私は前回のナヴァラトリの時にインドに来ました。そして偶然にも、今日再びナヴァラトリの最終日。女神Durgaと共に私も去るとしましょう。6ヶ月の間、護っていただきありがとうございました。働き過ぎて例によってまた痩せたけど、しっかり取り戻して帰国します。日本でのスケジュールについて追ってupしますね。

Hari Om tat sat.

Sita