2014年8月11日月曜日

ムナール紀行 予告編

フラワーエッセンスが効いているのかなあ・・・、きも〜ち、やる気が出てきたかも知れない。あらためて最近のブログを読むと、やっぱりちょっと病んでた感有りですね。ま、生きてりゃ、いろいろとあるよ。


今日はハタヨガティーチャーズクリニック東京版でして

「教える自分に自信がない」

みたいなトピックの時

「やるべきことをやるだけだしね、あたしゃ落ち込まないな」的なこと言っておきながら、

帰り道には「あ〜!全然伝え足りてない!」なんて先生落ち込んだりしてみました。

大丈夫。みんな一緒ってことよ(笑)。



来週末は神戸です。翌日追加クラスが決定しましたので、詳細はティケティケさんにお願いします。


ところで、今日のタイトル「ムナール紀行」。ムナールというのは茶畑で有名な(インド人の)避暑地。標高が高いヒルエリアで涼しい場所なのです。

行く迄の道のりと現地の風情が「どローカル」だった為、カメラを出すのも恥ずかしくてあまり写真が無いのが残念なんだけど、地味に興味深いところだったので紹介したい。ちなみに地味度は高めです。



今年も例年通り、3月末を持ってヴァルカラの期間限定アーシュラムを閉めました。毎年恒例「深夜まで続くパッキング、4トントラック1台分」。あー、だから女の仕事じゃないし・・・。


この夜ばかりは、私は日本から持参しているコーヒーを淹れ、スウェーデン人の経営するABBAレストランで、デカいケーキを2個も買い、マー君とママが差し入れてくれたチーズナンをガンガン食べて乗り切る。それだけカロリーを使うし要アドレナリン。


Sivananda Yoga Vidya Peethamも、最初のころと違って、スタッフという名の人も格段に増えているというのに、誰もが逃げ出すキツい仕事です。今年は「モヒニ」こと美穂ちゃんだけが付き合ってくれました。本当に感謝。スワミジ達もあなたの働きをしっかり見てたよ。日本でもインドでも、女子として滅多にありつけない重労働の数々。モヒニと一緒にこなしました。


推しメン、モヒニは笑顔が素敵な働きもの。


推している人。毎年この時期は痩せ細っている。
荷物の運び入れ先の掃除に行った時の写真。
インドで私がドゥパタ(ショール)をしていない姿はレアで、
つまり完全なるガテン系の覚悟が見て取れます。



全てを終えて、ようやく布団に入れたのは朝の4時なんだけど、気づくと私の部屋の玄関回りがざわついている。「何ごと!?」と寝ぼけ眼で外に出てみると、お父さんことSwami Govindanandaji、お兄ちゃんSwami Nivedanananda、そして我らがヒーローGopaljiの三人組が洗濯ロープを、「あーでもない、こーでもない」と外してくれようとしている。


え、何やってんですか?
っていうか今、何時ですか?
ええーっ!ろ、6時い〜?
あーっ!それ、私が後でサクッとやりますから!
寝たの4時だし!!
私、寝ます!寝かせてくださーーーーい!


というと

「あ、そう?」といってお戻りになられました。

本当に働き者のスワミジ達です。



そんなこんなを経て、数十人分の洗濯ロープを回収し、スワミジとダンプカーを送りだし、立派だった勉強と生活の空間を、無機質な宿泊所に戻し、さあ、どこでリゾートしてやろうかな、ということで向かったのがムナールなんですよ。


同じ高原地帯でも、ムナール(ケララ州)とコダイカナル(タミルナードゥ州)のどちらを選ぶかにあたって、結構な数のインド人に聞き込みをしました。

「あんたはどっちが好きか?」

Swami Tattvarupanandajiのグルクラスタッフ
デヴァダス(中央)にも聞き込み。


その回答の集計が50/50だったので、空港からほど近いムナールを選んだわけです。

しかしねえ・・・

あとあと考えてみると、インド人特有のテキトーな回答も多かったに違いないんですよ。近所の仲良し、アユールヴェーダのサジュ先生なんて


「断然ムナールだよ。コダイカナルよりもっと母なる自然のままに違いないしね!君はムナールに行くべきだ!」と熱く長い演説をブチかまし、最後にこう言ってたもん。

「行ったことないけどね。」


マジかっ!

ムナールに行ったことのないサジュ。


とにもかくにも、半年を共に過ごした皆さんと離れ、本当に久しぶりの「インド一人バス旅」。

果たして本当にムナールで良かったのか?

かなりモヤモヤしたムナール紀行を、次回、レポートしたいと思います。


乞うご期待!



出発はコーチンから。30Lのバックパックとチャッパルで。